将来の年金額がすぐわかる「年金ネット」に登録しよう。
公的年金は老後の生活の柱になるもの。年金額がわからないと、生活費がいくら不足するかわからないため、老後資金準備のプランが立てられません。
日本年金機構の「ねんきんネット」は登録すればいつでもパソコンやスマホから、次のようなことがチェックできて便利です。
〇納めた年金保険料の記録
〇将来貰える年金の見込み額
〇ねんきん定期便(電子版)
〇日本年金機構から送られた各種の通知書など
また、パートで働いて厚生年金に加入しない場合と加入した場合、このまま会社員として勤めた場合と自営業になった場合など、将来の進路によって、年金額がどう変わるかといったシュミレーションもできます。猶予や免除を受けている人が追納したらどのくらい年金が増やせるかも具体的に出すことが可能。登録して、将来の年金形成に役立てましょう。ねんきんネットの利用には基礎年金番号を登録するか、マイナポータルからの提携が必要です。
専業主婦&パートの年金
働き方で変わる手取り収入と将来の年金
年収103万扶養範囲内 | 年収140万(厚生年金加入) | 年収200万(厚生年金) | |
手取り額 | 103万 | 116万 | 157万 |
将来の年金額 | 78万 | 107万 | 120万 |
65歳~90歳までの年金額 | 1954万 | 2671万 | 2988万 |
社会保険料 | 0円 | 21万 | 8万 |
税 | 地方税約5000円 | 所得税+地方税約30000円 | 所得税+地方税約80000円 |
1 100万の壁 妻自身が住民税の課税対象
2 103万の壁 妻自身が所得税の課税対象になる。
3 106万の壁 パート先の条件によっては社会保険料の加入対象になる。
4 130万の壁 妻自身が社会保険に加入しなければならない。
5 150万の壁 夫の配偶者控除(38万)の額が段階的に減額される。(201.6万で0になる)
※配偶者の扶養に入っている方が、働き損にならないポイントは130万の壁
健康保険の加入条件とならない勤務先で給与収入が130万を超えた場合自分で国民健康保険と国民年金を収めることになります。131万になっただけで手取りは95万(国民健康保険+国民年金保険料月額3万)
昨年10月に全国の最低賃金を1000円台に乗せようと増税めがねっていう人が、103万の壁の件で頭をひねって、2年間の猶予期間を設けたようですが。。。